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渋谷区スポーツボランティアでは、ゲストをお招きしたトークや活動に役立つスキルを身につけるワークショップなど、さまざまなプログラムの「講座」を実施しています。
今回はデフリンピックに向け、「渋谷らしいおもてなし」を考えるグループワーク研修を行いました。
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◆開催概要
「渋谷おもてなしボランティア」研修 2日目
日時:5月17日(土) 13時〜17時
場所:千駄ヶ谷社会教育館、千駄ヶ谷エリア
◆いよいよ街歩き当日!
まずは千駄ヶ谷社会教育館に集まり、前回までの振り返りと、街歩きに向けたさらに具体的な作戦会議を行いました。
また、歩く街のことをより知るため、千駄ヶ谷大通り商店街振興組合理事長の岡崎千治さんをお招きし、千駄ヶ谷の街についてお話いただきました。
◆いざ、街中へ!
この日の天気はあいにくの雨模様でしたが、街歩きが始まるタイミングでは思いがけず小降りに!
いよいよ街歩きへ出発です。
今回は、各グループに1名ずつろう者の方(手話を主に使う耳の聞こえない方)をゲストに迎え、一緒に街歩きをしました。
ろう者の方とは、あらかじめ設定された待ち合わせ場所で出会います。
あらかじめ「出会ったらどんなふうにコミュニケーションをとるか?どんなふうに自己紹介するか?」というところから考えてもらい、いざ待ち合わせの場所へ!
実際にゲストの方々と出会ってからは、各チームごとに、手話、文字起こしアプリケーション、筆記など、思い思いの工夫をしながらコミュニケーションにチャレンジしていました。
今回は、4チームそれぞれ、テーマに別れて様々な場所を訪れました。
Aチームは「公共交通機関」、Bチームは「文化施設・イベント」、C・Dチームは「商店街」をテーマに、それぞれ決められた立ち寄りポイントが設定されていました。JR千駄ヶ谷駅や国立能楽堂の見学、商店街のお店のほか、行きたい場所に向かったり、話し合って行き先を変更したり、それぞれのグループのルートで街歩きを行いました。実際にろう者の皆さんと過ごすことで、お店で注文・買い物するときの工夫を見せていただいたり、歩きながら話すことの難しさを体感したりと、貴重な時間を過ごしました。
千駄ヶ谷社会教育館に戻ってからは、街歩きの中で気づいたこと、感じたことなどを、グループ内でシェアしました。ゲストの方からも、街歩きの中で感じたことやコミュニケーションの仕方についての感想などをいただきました。
ろう者の皆さんと過ごし、多くの気づきや学びがあった1日。皆さん積極的にコミュニケーションをとったり質問をしたりして、たくさん吸収されていました。
次回はいよいよ最終回!1日目・2日目を通じて得た気づき・学びを具体的にまとめていきます。