【開催レポート】講座 vol.2「パラスポーツボランティアに参加しよう」(8/27)

【開催レポート】講座 vol.2「パラスポーツボランティアに参加しよう」(8/27)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こんにちは!渋谷区スポーツボランティア運営事務局の三浦です。渋谷区スポーツボランティアでは、年に4回、ゲストをお招きしたトークイベントや活動に役立つ技を身につけるワークショップなど、さまざまなプログラムの「講座」を実施しています。今日は、8月27日に開催された講座の様子をご紹介したいと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◆開催概要

テーマ:パラスポーツボランティアに参加しよう
日時 :2022年8月27日(土)13:30〜15:30
場所 :渋谷区役所14F 大集会室
ゲスト:前田 有香さん(パラスポーツエバンジェリスト / 日本車いすラグビー連盟企画部長)
淺野 努さん(江戸川区立大杉小学校校長先生 / 東京2020大会シティキャスト経験者)

◆ゲスト自己紹介

まず初めにゲストの前田有香さんから自己紹介と共に、これまでの活動などについてお話いただきました。前田さんは元々特別支援学校の教員として勤めていましたが、障がいを取り巻く社会に対し疑問を感じ、教育や福祉を学ぶために大学院に通い始めました。そして、そこでたまたま出会ったのが「パラスポーツ」。初めはただ楽しいという気持ちでボランティアに取り組んでいましたが、車いすテニスの大会ボランティアでの国枝慎吾選手との出会いをきっかけに、前田さんの障がい者に対する固定概念が覆り、パラスポーツに夢中になっていったそうです。その後、パラリンピック研究会の研究員やパラリンピックサポートセンターの職員を経て独立し、現在では車いすラグビー連盟や障害者カヌー協会に所属しながら普及啓発活動に取り組んでいると仰っていました。

前田さんのお話の後は、淺野さんにお話いただきました。
東京2020大会のシティキャストや、TEAM BEYONDの応援ボランティアを経験して淺野さんが感じた想いをお聞きしました。また、ボランティアだけではなく自らパラスポーツを体験したり、ボランティアの一環として趣味であるカメラで選手の写真を撮影しに行っていると仰っていました。淺野さん曰く、「自分のできる範囲で活動すること」がボランティアを長続きできる秘訣だそうです。また、普段は自身の勤める学校で自分が経験したことを生徒に伝えたり、アスリートの方と生徒が出会える場を作ったりと、学校の中でもパラスポーツを広める活動を行っていました。「障がい者の方と共に生きる」ことを目標に多くの活動にご参加されているそうです。

◆トークセッション

自己紹介の後は、パラスポーツに関するトピックでお2人からお話を伺いました。
パラスポーツのボランティアに参加する際のポイントとしてまず大切なのは、「その競技を知ること」。そして競技を知るためには、パラスポーツの試合をとにかく見に行くことが1番。実際に足を運ぶことで、試合の運営方法や競技について、インターネットの情報にはない一面が見えてくるとお話してくださいました。また、車いすを扱うときの注意事項や基本的な操作方法、日常生活用の車いすとの違いについてもご説明いただきました。競技によって車いすの種類や特徴も違うので、もしサポートするときには、選手とコミュニケーションを取りながら扱うことが大切です。

また、前田さんからパラスポーツのボランティアについてもお話いただきました。パラスポーツの関わり方はさまざまですが、中でも大きく3つのパターンについてご紹介していただきました。自分の好みに合わせたパラスポーツとの関わり方を見つけることも、パラスポーツの面白さの1つだと感じました!

①大会等をサポートする
全国各地で行われている個人競技や団体競技の大会をサポート。障がい者スポーツ指導員資格を取得すると運営にも携わることができるため、ボランティアの幅が広がる。

②クラブや地域活動をサポートする
「マイパラ!」などを利用し、個人で探して自治体での活動に参加したり、指導員資格を取得していれば自分で主催することもできる。

③特定の競技をサポートする
自分の専門スキルを活かす活動や、審判やテーブルオフィシャル等の技術を取得し特化した活動を行う。

◆休憩タイム

講座の前半が終了すると、10分間の休憩タイム。会場に置いてある車いすの周りには、参加者の皆さんが自然と集まり、参加者同士で経験談を話したり、車いすに乗ってみたり。ゲストの方も一緒にお話しながら、休憩中なのにも関わらず、気づけばプチ講座が開かれていました。皆さんとても意欲的で、さすが渋谷区スポーツボランティアの皆さんだなと感じました!

◆グループワーク

講座の後半では、グループワークを行いました。各グループごとに自己紹介を行った後、2つのお題について話し合い、模造紙にどんどんアイディアを書き出していきます。最後は各グループで話したことを発表していただきました。ボランティア経験者ならではの視点や、自由な発想から生まれたユニークなものなど、素敵なアイディアが沢山あったので、少しご紹介したいと思います!

「国際大会ならでは!海外選手の歓迎、喜んでもらうにはどうしたらいい?」
・折り紙、温泉、駄菓子、浴衣、アニソンなどで日本らしさを出す
・選手に学校でワークショップを実施してもらう
・地域とのふれあいや交流
・盆踊りや相撲見学などのお楽しみプログラム
・食事に四季や日本食を取り入れる

「スポーツボランティアに参加する人を増やすにはどうしたらいい?」
・記念バッチや限定グッズがもらえる
・選手と写真が撮れるなど交流できる
・美味しいお弁当が用意されている
・ビール券やハチ公バスフリーパスなどの特典
・参加情報がわかりやすく掲示されている

皆さん悩みながらも次々とアイディアを出されていて、気づけば初対面のメンバーとも盛り上がり、最後には時間が足りない・・!というグループもたくさんあるようでした。他の方と意見交換をすることで、共感や新しい発見がうまれ、生き生きとワークに取り組む皆さんの姿が印象的でした。

◆最後に

今回講座に参加してくださった皆さん、ありがとうございました。短い時間でしたが、パラスポーツボランティアの魅力や新しい発見のつまった講座となりました。今回講座で学んだことを、他のボランティアメンバーやパラスポーツを知らない人にも、どんどん広めていってもらえたら嬉しいなと思います!

年内の講座はあと2回実施を予定しています。スケジュール・詳細が決まりましたら皆さんにご案内しますので、今回参加していただいた方も、参加できなかった方も、是非お気軽にご参加ください。

TOP
TOP